世界と東北の畜産を結ぶ飼料用穀物の

物流拠点として、安心・安全をお届けします

石巻埠頭サイロ株式会社は、宮城県の太平洋に面した北東部に位置し、県内第二の都市である石巻市にあり、1968年（昭和43年）に東北地方の畜産酪農基盤の拡大を受けた石巻港への飼料工場の進出を受け、輸入飼料原料の物流コスト低減を目的として、JA全農・宮城県・飼料メーカー・地域の物流企業の出資により設立されました。

私たちは、海外から大型本船により輸入される飼料原料の荷役・保管などの業務を円滑かつ効率的に行い、安定的に飼料原料を供給することにより、東北地方における畜産振興に寄与することを使命としております。

主にアメリカやブラジルなど海外から大型外航船により輸送されるとうもろこしなどの主原料をはじめ、国内外の製油工場や製粉工場から外航船や内航船により輸送される大豆の搾油工程で発生する大豆粕や、小麦を製粉したときに篩い分けられるふすまなどの副原料といった多種多様な飼料原料を取り扱っております。また、これらを大型の荷役機械でサイロへ搬入し、確かな品質管理により適切に保管し、飼料工場へ安定供給することを通じて東北地方における畜産振興に貢献してまいります。

我が国の畜産を取り巻く環境は一層厳しさを増しておりますが、そのような中でもお客様からの期待に応えるべく、取扱品目の増加に対応するため６度にわたる保管用サイロの増設を行い東北地方最大クラスの収容能力を備え、また品質管理に係るハード面およびソフト面の強化、そして業務の効率化に日々取り組んでおります。

また、2011年（平成23年）3月11日の東日本大震災では、大型荷役機械が津波により流失し、社屋が壊滅するなどして甚大な被害を受けましたが、全国の皆様からの多大なるご支援とご協力のもと復旧・復興し、今ではその経験を生かすべく、事業継続計画（ＢＣＰ）への対応も完了し、災害に強い体制を整えております。

私たちは、これからも世界と東北の畜産を結ぶ飼料用穀物の物流拠点として、社訓である『貢献・信用・安全・礼儀・協調』の精神にもとづき、『安心・安全』をお客様にお届けしてまいります。

今後とも、より一層のご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。